転職して1年が経ちました
いよいよ今日から4月です。
去年の今頃、長年勤めた会社を退職後、転職して新人研修1日目を受けていました笑
元々勤めていた会社は、いわゆる日本のIT大手と言われる会社でした。
なぜ辞めたか?
日本企業の伝統的な文化?笑である役職定年に加え、60歳定年。60歳を超えると契約社員として65歳まで1年毎に契約いう待遇。
収入面でいうと役職定年(55歳位?)で年収が7割に、60歳を超えると元の年収の3割に。。。
例えば、年収が1,000万円あったとしたら、役職定年で700万円、60歳を超えると300万円って感じです。。。
人生設計すると破綻笑
で、転職後。。。
役職定年なしの定年70歳。人生設計は今のところこれで大丈夫って感じです。
ただ、、、
転職後は定年が10年伸びた分、10年若返った仕事をしなければいけません笑
その分、心も体も10年若返って頑張っていくしかありません!!
人生100年時代、皆様も頑張っていきましょ!笑笑
ネットワークって。。。#42(アプリケーションプロトコル)
今回は、ネットワーク管理(SNMP:Simple Network Management Protocol)についてです。
前回までは、ネットワークがどんな仕組みで動作、通信等しているかを中心に記載してきましたが、今回はそのネットワークを監視する仕組みの話です。
もともと、ネットワークが単純な頃、、、ネットワーク管理は人の手(記憶と勘)で管理されていました。
ネットワークの発展と拡大とともに、人の手では管理できなくなりました。
人間の世界でも一緒ですよね。。。
昔は子供などが出かけてなかなか帰って来なかったりすると思い当たる場所まで迎えに行ったりしてましたが、今は見守り携帯で子供がどこにいるかすぐわかりますよね。
また、見知らぬ場所にドライブに出かける時に地図がなかったりしたら目的地に向けて勘と度胸で笑、前に進んいましたが、今はカーナビが案内してくれます。
ちょっと例えが違う?。。。笑
TCP/IPのネットワーク管理では、SNMPが利用されます。
管理する側、される側
SNMPでは、管理する側をマネージャー(ネットワーク監視端末)、管理される側をエージェント(ルータ、スイッチなどのネットワーク機器)と呼びます。
マネージャーとエージェント間の通信のやり取りを定めたものがSNMPです。
通常は、マネージャー側から定期的にエージェントに対し正常確認を行い(参照要求)、エージェントは応答します。
マネージャーから問い合わせがなくても状態が変化した時にエージェントから通知される仕組み(Trap)もあります。
人間の世界で言うと、、、
前者は最近は色々な企業でも採用されている安否確認サービス、後者は個人から会社や学校への欠席連絡みたいなもんですね。。。多分笑
MIB(Management Information Base)
ちょっと違います笑
SNMPでやり取りされる情報です。
MIBはエージェントが管理しているツリー構造を持ったデータベースでそれぞれの項目に番号がつけられています。
SNMPがMIBを見に行く時は、この番号でアクセスします。
MIBには、標準MIBと拡張MIBがあります。
標準MIBはメーカーや機器に関係なく全世界共通で利用できる情報(CPUやメモリの状態等)が格納されており、拡張MIBは各メーカーが独自に作成した情報が格納されます。
エージェントがMIBに対し状態を更新し、マネージャーが定期的にそれを見て監視するイメージです。
病院に行った時に書く問診票のようなものですね。患者(エージェント)が自分の状態を書き、医師(マネージャー)はそれを見て診療する。。。多分笑
RMON(Remote Monitoring MIB)
通常のMIBがネットワーク機器(点)を監視する情報群から構成されているのに対し、RMONはネットワーク(線)を監視する情報群から構成されています。
RMONによりある特定の端末が、どこのどの機器とどのようなプロトコルで通信しているという統計情報を取得することができ、ネットワーク負荷の分析等を行うことが出来ます。
MIBでは問診票で例えましたが、、、
RMONは、、、個人の情報ではなく、例えばその日に何人の患者が来たとか、患者の病気の分類とかそういう統計的な情報の意味なんです。。。多分笑
まとめ
- SNMPはTCP\IPのネットワーク管理を行うプロトコル。
- SNMPでは、管理する側をマネージャー、管理される側をエージェントと呼ぶ。
- MIBはエージェントが管理しているツリー構造のデータベースでSNMPでやり取りされる情報。
- MIBはネットワーク機器を監視する情報から構成される。
- RMONはネットワークを監視する情報から構成される。
今回は、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
【参考書籍】
ネットワークって。。。#41(アプリケーションプロトコル)
今回でWebの話は終盤になります。
今回はWebの中でもちょっと歴史のあるCGIとCookieについてお話しします。
CGI(Common Gateway Interface)
シージーアイって読みます。そのままですが。。。笑
Webが普及し始めた頃は、静的なHTMLによりページを表示するのが一般的でした。
ページから別のページへと遷移、世界のどのページにもリンクを貼ることで遷移できる。これだけでも当時は斬新な仕組みでした。
インターネットの普及とともにWeb技術も進化し、今やネットショッピングやGoogleの検索など、静的なページだけでなく、プログラムを動かしてその結果をブラウザに返すという仕組みが当たり前になっていますが、その始まりがCGIです。(CGIの誕生は1993年とのことです)
CGIは、Webサーバがプログラムを呼び出し、そのプログラムがブラウザに情報を返すというサーバサイドアプリケーションの仕組みです。
CGIの登場により、Webサーバ上でもプログラムを動かすことができるようになり、更に進化し続けて、今のWebの仕組み(Javaや前章で述べたSPAなど)があるといっても過言ではありません。
今まで紙芝居を見ていた人々が、テレビの登場によりテレビを見るようになり、テレビは白黒からカラーになり、アナログからデジタルになり、更には4K、8Kと進化し、今やYoutubeやNetflixもテレビで見る時代。。。こんなテレビの進化に似てますね。。。多分笑
Cookie(クッキー)
これ美味しいんですよね。。。
ちゃうちゃう笑
前章のCGIの登場により、Webサーバ上でプログラムを動かすことが可能になりました。
更には、ログインしているユーザを識別したり、ネットショッピングでのカートの情報などを保持するみたいなニーズも必要になってきました。
これらを可能にしたのがCookieです。
Cookieの仕組みは、Webサーバ側からブラウザに情報を記憶させ、Webサーバがクライアント(ブラウザ)のCookieを確認することで同じ相手からの通信かどうかを確認したりカートに格納した商品の内容を確認したりすることで、情報をWebサーバ側に保持しておく必要がなくなります。
↑で「ちゃうちゃう笑」とは言いましたが。。。笑
保存するという意味でCookieという名前は、上記の保存食=クッキーから生まれたという説もあるようです。
まとめ
- CGIは、Webサーバがプログラムを呼び出し、そのプログラムがブラウザに情報を返すというサーバサイドアプリケーションの仕組み。
- Cookieはログインユーザの識別やカート情報などのクライアントの情報を保持する場合に使用。
- Cookieは、Webサーバ側からブラウザに情報を記憶させ、WebサーバがブラウザのCookie情報を確認できるという仕組み。
今回は、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
【参考書籍】
ネットワークって。。。#40(アプリケーションプロトコル)
久しぶりのネットワークって。。。シリーズです。
今回はJavaScriptの話。
前回までにWebの基本要素であるURI、HTML、HTTPについて記載してきました。
この3要素だけでは、条件に応じて動的に素早く画面を変えたりする事が難しいです。
それを実現するのがJavascriptです。
JavaScriptは、HTMLに埋め込む事ができるプログラミング言語で、Webブラウザ上で動作します。
従来のJavaScript
従来、HTTPはWebブラウザからサーバにリクエストし、サーバは次に表示するHTMLページページ全体をWebブラウザに返すという仕組みでした。
なので、JavascriptはWebブラウザのみで動作を完結していました。
主には、ページへの入力値のチェック(年齢欄に数字以外が入るとか)や、必須項目の未入力チェックなどに使用されていました。
Ajax(Asynchronous Javascript and XML)
そんな中、ページレイアウトの変更はなくページの一部分だけサーバから情報を取得したいとしたニーズが増えてきました。
例えば、住所の入力で、郵便番号入れたら市区町村まで表示してくれるサイト、よくありますよね。
これって、従来のJavaScriptだけで実現しようとすると、HTML内に全国の市区町村(いくつあるか想像つきませんが。。。)の情報を持たせる必要があって、現実的じゃないんです。
郵便番号入れた瞬間に、サーバにこの郵便番号の市区町村までの住所くれってリクエストしてサーバから住所情報をもらう。。。
それを実現したのがAjaxです。
SPA(Single Page Application)
Ajaxが更に進化したのがSPAです。
Single Pageという事で、基本的には画面遷移せず1つのページで画面の各部品がJavaScriptでそれぞれサーバに問い合わせて情報を入手するというような仕組みで、サーバは従来のようにHTMLページを返すのではなく、Webブラウザに表示される各部品の情報を返します。
FacebookやTwitter等がこの技術を使っています。
メジャーな開発フレームワークとして、Angular(Googleが開発)やReact(Facebookが開発)があります。
AngularやReactは、TypeScriptという言語で開発し、ビルド時にJavaScriptに自動変換されるため、実質はJavaScriptで動作している事になります。
まとめ
- JavaScriptは、HTMLに埋め込む事ができるプログラミング言語で、Webブラウザ上で動作。
- 従来のJavascriptはWebブラウザのみで動作を完結。
- Ajaxはページの一部分だけサーバから情報を取得。
- SPAはページの全ての部分をそれぞれでサーバから情報を取得。
今回は、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
【参考書籍】
本年もお世話になりました。
本年もお世話になりました。
来年も皆様にとって良い年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
今年は転職とか私自身にとってもある意味区切りの年でした。
来年は更に飛躍したいと思っています。
人生頑張るしかないですね!!
では、改めまして皆様良いお年をお迎えください。