ネットワークって。。。#7(データリンク)

今回は、イーサネットEthernet)の話。

前回同様、取っ付きにくいかも知れませんが、いつも通り、無理やり、勝手に解説していきます。

 

イーサネット???

 

前回、ネットワークにはLANとWANがあって、LANは同じ建物内、WANは遠く離れた場所とつながったネットワークと思って下さい。

と言いました。

 

イーサネットとは、有線のLANにおける最もメジャーな技術規格です。

 

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イーサネットのネットワーク形態(トポロジーって言います)は大きく以下の3つに分類されます。

  • バス型
  • リング型
  • スター型

 

バス型

前回も言いましたが、ひと昔前まではLANは同軸ケーブルで繋ぐのが主流の時代もありました。

 

その時代の代表的なものが、10BASE2とか10BASE5と呼ばれるものです。

いずれも1本の同軸ケーブルを伝送路(幹線)として、そこから接続機器を使って、各々のコンピュータに接続します。

 

ちなみに、10BASE...の10は通信速度を表します。この場合、10Mbps(メガビットパーセコンド、つまり、1秒に10メガビット)の通信速度って事です。

 

接続イメージですが、例えが難しいですが、、、

例えば、1本の長〜いロープに、複数の猿がぶら下がっているシーンを想像してみて下さい。

そんな感じです笑

 

10BASE2と10BASE5のいずれもCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)という通信方式をとっていて、

各コンピュータは通信したい時に、「同軸ケーブル上に通信が発生していないな」と確認するとデータを送信するという方式で、タイミングによっては、複数のコンピュータから同時にデータが送信され、データの衝突(コリジョン)が発生します。

データの衝突が発生したら、ちょっと待ってから再度送信するので、あまり効率的な方式ではありません。

 

ちなみに10BASE2も10BASE5も、今となっては過去の遺物となりましたが、いまだに関連製品は販売されているようです。

 

 

どなたか買うんですかね?

マニアの方?笑

 

 

リング型 

これも、過去の遺物に近いものとなりましたが、代表的なものには、光ファイバーケーブルを使ったFDDI(Fiber Distributed Data Interface)などがあります。

 

リングのようにコンピュータを接続し、トークンと呼ばれる信号がリング上を巡回していて、そのトークンをゲットしたコンピュータのみが通信できるという方式(トークンパッシング方式)をとっています。

 

これは、ハンカチ落としという遊び。。。

やったことある人も多いですよね。

円になった人たち(コンピュータ)の周りを、鬼が1枚のハンカチ(トークン)持って、グルグルまわり、ある1人のところにハンカチを落とし、落とされた人(トークンをゲットしたコンピュータ)だけが、円の周りをまわれる(通信できる)という遊び。。。(ちょっと違う?笑)

 

トークンパッシング方式は、トークンを取得したコンピュータのみが通信できるという方式なので、前述のCSMA/CDのようにデータの衝突は発生しません。

 

 

スター型

今や有線LANの主流となっているのが、このスター型です。

ツイストペアケーブルをハブ(HUB)にパッチンと繋ぎ、もう一方をコンピュータ にパッチンと繋ぐという形態です。

ハブを中心に、各コンピュータが四方八方に繋がっている様が、星のような形をしている事から、スター型と呼ばれるようになりました。

 

通信速度が10Mbpsが主流の際の10BASET(10Mbps)から始まり、100BASETX(100Mbps)、1000BASET(1000Mbps)と通信速度の向上とともに発展しています。

 

ハブ(HUB)については、前回書いたように、3種類あって、

と述べました。

詳細は、ネットワークって。。。#6を参照して下さい。

 

最後に、イメージ的には、、、

羽田空港とか、東京駅とか、大阪でいうと梅田駅とか。。。

ハブ空港とかハブ駅とか言いますもんね笑

 

【参考書籍】

 

 


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