ネットワークって。。。#21(TCPとUDP)
今回は、UDPの話です。
参考書籍である
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でも、1ページにおさめられているので、今回はとても短いです。。。笑
UDPの目的と特徴
UDPは、User Datagram Protocolの略で、複雑な通信制御は何もしません。
ネットワークって。。。#19でも述べたように、コネクションレス型の通信のため、いつでもデータを送信することができますが、相手にちゃんと届いたかどうか確認もしません。
これは、以前にも述べましたが、よく手紙に例えられます。
相手にちゃんと届いたかどうかわかりませんが、相手がどんな状態であろうとポストに投函して送ることができます。
また、ネットワークが混み合っていても、送信量を減らしたり(輻輳制御)もしません。
行列が出来ていても、順番を守らない人。。。
交通渋滞があっても、側道とか、車の間をすり抜けていく、車やバイク。。。
UDPは結構、KY(ケーワイ)な仕組みです。笑
その代わり、UDPは、いつでもデータを送信することができるので、リアルタイムに、処理も単純なため、高速に動作します。
なので、ネットワークって。。。#19でも述べましたが、UDPは、IP電話とか、今はやりのWeb会議とかに使われています。
多少途切れても、タイムアウトして繋がらなくなったりとかするよりはマシという感じです。。。
Web会議とかしていて、ネットワークが混んでいて、相手が話してから、3分後にこちらに伝わるとか、話になりませんもんね。。。
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まとめ
- UDPはコネクションレス型通信で、いつでもデータを送信することができるが、相手にちゃんと届いたかどうかを確認しない。
- UDPは、ネットワークが混んでいても、輻輳制御は行わない。
- UDPは、リアルタイムに高速に動作する為、IP電話やWeb会議で利用される。
今回は、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。