ネットワークって。。。#41(アプリケーションプロトコル)
今回でWebの話は終盤になります。
今回はWebの中でもちょっと歴史のあるCGIとCookieについてお話しします。
CGI(Common Gateway Interface)
シージーアイって読みます。そのままですが。。。笑
Webが普及し始めた頃は、静的なHTMLによりページを表示するのが一般的でした。
ページから別のページへと遷移、世界のどのページにもリンクを貼ることで遷移できる。これだけでも当時は斬新な仕組みでした。
インターネットの普及とともにWeb技術も進化し、今やネットショッピングやGoogleの検索など、静的なページだけでなく、プログラムを動かしてその結果をブラウザに返すという仕組みが当たり前になっていますが、その始まりがCGIです。(CGIの誕生は1993年とのことです)
CGIは、Webサーバがプログラムを呼び出し、そのプログラムがブラウザに情報を返すというサーバサイドアプリケーションの仕組みです。
CGIの登場により、Webサーバ上でもプログラムを動かすことができるようになり、更に進化し続けて、今のWebの仕組み(Javaや前章で述べたSPAなど)があるといっても過言ではありません。
今まで紙芝居を見ていた人々が、テレビの登場によりテレビを見るようになり、テレビは白黒からカラーになり、アナログからデジタルになり、更には4K、8Kと進化し、今やYoutubeやNetflixもテレビで見る時代。。。こんなテレビの進化に似てますね。。。多分笑
Cookie(クッキー)
これ美味しいんですよね。。。
ちゃうちゃう笑
前章のCGIの登場により、Webサーバ上でプログラムを動かすことが可能になりました。
更には、ログインしているユーザを識別したり、ネットショッピングでのカートの情報などを保持するみたいなニーズも必要になってきました。
これらを可能にしたのがCookieです。
Cookieの仕組みは、Webサーバ側からブラウザに情報を記憶させ、Webサーバがクライアント(ブラウザ)のCookieを確認することで同じ相手からの通信かどうかを確認したりカートに格納した商品の内容を確認したりすることで、情報をWebサーバ側に保持しておく必要がなくなります。
↑で「ちゃうちゃう笑」とは言いましたが。。。笑
保存するという意味でCookieという名前は、上記の保存食=クッキーから生まれたという説もあるようです。
まとめ
- CGIは、Webサーバがプログラムを呼び出し、そのプログラムがブラウザに情報を返すというサーバサイドアプリケーションの仕組み。
- Cookieはログインユーザの識別やカート情報などのクライアントの情報を保持する場合に使用。
- Cookieは、Webサーバ側からブラウザに情報を記憶させ、WebサーバがブラウザのCookie情報を確認できるという仕組み。
今回は、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
【参考書籍】